部屋がなくても大丈夫?快適なテレワーク環境を作るため行うこと

自由の歩き方 編集部

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2021.08.05
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2019年頃から急激に増加したテレワーク、働く場所の確保に困っていませんか?

快適な環境で仕事をしないと集中力や、業務完成度の低下が懸念されます。日本社会全体が、急激なテレワーク移行となったため、予期せぬ在宅勤務指示で「自宅に専用の部屋が用意できない」なんて方も少なくありません。

そして今後も続いていくであろうテレワークの文化に、ニューノーマルを築き上げる必要がありそうです。

今回の記事では、テレワークに最適な環境の作り方や、自宅外ではどんな場所を利用すれば良いのかなどを紹介していきたいと思います。ぜひ最後までご覧下さい。


▼ 目次
1. 理想のテレワーク環境について
2. 自宅にテレワーク環境がない!そんな時は?
2-1. テレワーク環境を自宅外に求める
2-2. ワークスペースの需要が高くて見つからない…そんな時は?
3. テレワークに対する世論調査と実情
4. まとめ


テレワーク_部屋_イメージ

理想のテレワーク環境について

理想のテレワーク環境とはどのようなものでしょうか。まずは、最適な環境を把握していきましょう。

厚生労働省が公式ホームページで発信している「自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備」を参考に解説していきます。

①部屋について

設備の占める容積を除き、10m3以上の空間(天井高が2.5メートルだとした場合、約10情程度の広さの空間)

②窓について

・窓などの換気設備を設ける
・ディスプレイに太陽光が入射する場合は、窓にブラインドやカーテンを設ける(太陽光が勝ると画面が見づらくなる)

③椅子について

・ 安定していて、簡単に移動できる
・ 座面の高さを調整できる
・ 傾きを調整できる背もたれがある
・ 肘掛けがある

④机について

・必要なものが配置できる広さがある
・作業中に脚が窮屈でない空間がある
・体型に合った高さである、又は高さの調整ができる

⑤PCについて

・ ディスプレイは照度500ルクス以下 で、輝度やコントラストが調整できる
・ キーボードとディスプレイは分離して 位置を調整できる(デスクトップパソコン)
・ 操作しやすいマウスを使う

⑥室温・湿度・照明について

・気流は0.5m/s以下で 直接、継続してあたらない
・室温17°C~28°C 相対湿度40%~70%となるよう努める
・机上は照度300ルクス以上とする(通常の証明を使用して100~1000ルクスになる)

 

近年、急激に増えたテレワークに対してこれだけの環境を整えるのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、テレワーク専用の部屋を確保するために引越しをするのも現実的ではありません。

ガイドラインを必ず遵守しなければならないわけではなく、参考にしつつ今ある環境で工夫していく必要がありそうですね。

 

テレワーク_部屋_イメージ

自宅にテレワーク環境がない!そんな時は?

それでは、テレワーク専用の部屋が確保できない場合の対処方法を解説していきます。

テレワーク環境を自宅外に求める

現代のご時世に合わせるように、各業種がさまざまなサービスを展開しています。

Wi-Fi環境が整っている施設、パソコンの充電に使えるコンセントがある、冷暖房完備であることなどを前提条件に紹介していきます。

お住まいの地域に利用できるものがないかチェックしてみましょう。

①コワーキングスペース/レンタルオフィス/バーチャルオフィス

コワーキングやレンタルオフィスは、オフィス環境を共有できるスペースのことです。月額料金で利用したり、時間制で利用したりさまざまな料金形態があります。オープンスペースはもちろん、個室もあるので用途に合わせて利用可能です。

備え付けのパソコンがある施設や、自身のノートパソコン等を持ち込まなければならない施設など、設備はさまざまなのでリサーチしてから活用しましょう。

また、急な会議で場所を押さえないといけない時には、レンタル会議室を借りる方法もあります。

バーチャルオフィスのワンストップビジネスセンターは1時間1,000円〜でレンタル会議室が利用できます。完全個室、free Wi-Fi、フリードリンクなので、集中したい作業やweb会議の場としておすすめです。(ワンストップビジネスセンター

②インターネットカフェ

インターネットを利用したり、漫画を閲覧したりできることで、馴染みのあるインターネットカフェでは、近年テレワークのための個室を設けている施設が増えてきました。現在家庭にパソコンがない方も、備え付けのパソコンがあるので安心です。

また、ノートパソコン等を持ち込むことを許可している施設も増えてきました。

もともと長時間滞在する客が多い施設なので椅子や居心地にこだわりを持った店舗が多いのが魅力的ですね。長時間利用していても周囲の目が気になりません。

施設の性質上、照度が低い場合があるので注意しましょう。

③ホテル/ラウンジ

ホテルの客室を宿泊用ではなくワークスペースとして貸し出すサービスがホテル業界でも始まっています。客室は鍵もついている個室なので、web会議やweb面談等も安心して行うことができます。

宿泊プランを利用すれば、時間を気にせず集中して作業できおすすめです。

また、ホテルラウンジをオープンワークスペースとして提供している場所もあるので、個室でなくてもできる作業は、リーズナブルに利用できるのも魅力的です。

④カフェ

大手コーヒーチェーンでもリモートワークの場として長時間利用できる施設が増えています。駅付近の施設が多く、フラッと利用でき、本格的なドリンクでちょっとした息抜きにもなります。

ドリンク代がかかってしまうことや、Web会議を行うときなどは使えないのが難点です。

⑤カラオケボックス

カラオケボックスの個室を、ワークスペースとして貸し出すサービスがあります。周囲を気にせずweb会議で発言できます。リモートワーク用のフロアを区切っている施設もあり、カラオケ利用客の騒音も気になりません。

施設の特性上、照明がやや暗いのが難点に挙げられています。

⑥ボックス型施設

都心の駅やオフィスビルの公共スペースなどにボックス型個室が設けられています。

駅のコンコースや、オフィスビルのエントランスなどに設置されており、スキマ時間などに使用できるのが魅力的です。内部にはデスクや椅子が設置されていて、完全個室なので音声が出る作業も問題ありません。

普段は在宅で作業している方も、15分程度の短時間から利用できるところもあり、急なweb会議、メールの返信にも対応できる。

しかし、新しいサービスなので、施設数がまだ少ないのが難点です。

テレワーク_部屋_イメージ

ワークスペースの需要が高くて見つからない…そんな時は?

先述してきたようなワークスペースは需要が高くて借りることが難しい、行ってみたけれど席が埋まってしまっている、カフェなどで毎日コーヒーを買うのは経費がかかり過ぎるという問題もあります。

地域によっては、そのようなサービスがまだ普及してないような場合もあります。

そんな時におすすめなのがワークスペースを、探すアプリです。「今すぐ使える」「本日使える」という場所を簡単に見つけることができます。

例として「DropinBizplaceDayskWORKTHRU」などのアプリがあります。効率的にテレワーク環境が確保出来るので、ぜひ活用してみてください。

また、ランニングコストや経費を極力抑えたいと考える方もいると思います。自宅の中に新たにワークスペースを設けるのであれば下記を試してみてください。

①模様替えをしてみる

テレワークのためのデスクを置く場所がないという方は、まず模様替えが必要です。「狭い」と思っている自宅でも意外とデッドスペースがあるものです。リビングの冷蔵庫や食器棚、ソファの位置などを見直してみましょう。

リビングや寝室の一角など、場所は基本的にどこでも大丈夫です。しかし、階段付近や続き間になっている場所など、家族の導線となるような位置はおすすめできません。

②家具やデスクを購入してみる

自宅でテレワークをする時におすすめのデスクは「間仕切りデスク」や「パネルデスク」などの生活環境と仕切ることのできるデスクを準備するのがおすすめです。

間仕切りデスク例

テレワーク専用の部屋がなくても、視線に家庭環境が入ってこないため、作業に集中しやすくなります。すでにデスクがあるという方は、パーテーションや間仕切りを購入してブースを組み立てると効果的です。

デスクパーテーション例

また、既存のデスクを使う際におすすめなのが小さい空間を個室化することができるデスク用テントの設置です。多空間とのメリハリをつけることができます。

デスク用テント例

実際に利用すると、パソコンや作業者の熱がこもってしまい暑かったので、冷暖房完備の居室に設置するのがおすすめです。また、視野に家庭の様子が入ってこないようにデスクを壁に向かうように配置する方法もあります。

自宅内でのテレワークは、場所代や飲食代はかからないですが、光熱費の高騰、トイレットペーパーなどの備品購入費なども発生する可能性があります。例えば夫婦揃ってテレワーク(共働き家庭)となった場合には、自宅の外にテレワーク環境を求めてしまうと高くつく可能性があります。

家庭の中にテレワーク環境を作るのか、施設を利用するのか、どちらが経済的に優れているかしっかり計算してから考えてみるのが良いですね。

また、当メディア内で在宅テレワーク用デスクを詳しく紹介している記事がありますので下記も参考にしてみてください。

 

テレワーク_部屋_イメージ

テレワークに対する世論調査と実情

テレワークの移行に対して、世論はどのような考えを持っているのでしょうか。実際のアンケート結果などをもとに考察していきましょう。

総務省が実施したアンケート結果によると、労働者が感じているテレワークのメリット第1位は、「通勤時間・移動の削減」71.5%第2位は「自由時間の増加」68.1%、となっています。出勤時間を軸に動いていた日本社会の変化が大きく現れています。

また、女性回答者の特性として子育てと仕事の両立ができると回答した人が52%、家族との時間の増加と回答した人が55%と、半数より多い人がメリットに上げています。

さらに70代以上の通勤が困難だったという方も強いメリットを感じているようです。介護との両立にも役立っているようです。

逆に今後の課題は、第1位が「会社のルールが整備されていない」49.6%となっており、続いて第2位が「テレワークの環境が社会的に整備されていない」46.1%第3位が「上司が理解しない」28%となっています。

やはり、テレワークに対してメリットや魅力を感じてはいるものの、快適なテレワーク環境を手に入れるのが難しい現状があるようですね。

先述してきたような工夫や、会社への相談・働きかけを実施していきましょう。

 

まとめ

「テレワーク用の部屋がない方の対処方法」というテーマで記事を書きました。この記事はテレワーク環境の確保に役立ったでしょうか。

まだまだ発展の余白がある「テレワーク」という働き方ですが、自分なりに快適なワーク環境を作っていきましょう。

長期的なテレワークを導入しようと試みている会社、オフィスの活用を復活しようとしている会社など、方針はさまざま違います。今後のビジョンを見据えた対策をしていきましょう。

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