ノマドワーカーにおすすめのPC用モバイルバッテリー3選

小暮ひさのり

小暮ひさのり

2020.04.12
ノマドワーカーにおすすめのPC用モバイルバッテリー3選 イメージ

近年は自宅でのテレワークや、外出先で仕事をこなすノマドワークなど、場所に依存しない働き方も増えました。されど、ノマドワークには利点ばかりではなく、クリアしなくてはならない課題もあります。それが電源問題。

ノートPCのバッテリー切れに震えながら、「電源席を求めてさまよっている」「電源が必要だからいつも同じ店に入ってしまう」といったノマドあるあるも……。これでは「場所を問わず」なノマドの魅力も半減です。

そこで、電源に縛られずに仕事に集中するための追加装備としてオススメなのが、大容量モバイルバッテリー。近年はUSB-C(PD)で充電できるノートPCも一般化しており、モバイルバッテリーもまた、USB-C(PD)への対応が進んでいます。これらを組み合わせれば、外出先でも電源に困ることも減るでしょう。

ただし、この際気をつけるポイントが2点あります。それが、モバイルバッテリーの容量と出力。

現在のモバイルバッテリーの売れ筋は、10,000mAh付近のモデル。価格・サイズ・容量とのバランスが良くお買い得な製品が多々ありますが、バッテリー容量の大きなノートPCへの充電を視野に入れると、この容量では到底足りません。また、PCの消費電力を上回る出力も必要です。

そこで、ここではノマドーワークのお供として選択できる、大容量で高出力なオススメな3モデルを紹介していくので参考にしてください。


▼ 目次
1. ライターオススメの1台、大容量&コスパで選ぶならコレ
2. 「軽さ」で選ぶならこのモデル!
3. コストより安心感!100Wで大容量なコイツもすごい!
4. ノマドの頻度・時間から必要なモデルを選ぼう


 

ライターオススメの1台、大容量&コスパで選ぶならコレ

ノートPCの進化とモバイルバッテリーの変化に合わせ、これまでいくつかのモバイルバッテリーを渡り歩いて来ましたが、現在のイチオシがこの「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」です。

モバイルバッテリーやスマホ用の周辺機器で人気のAnker製の大容量モデルで、1日使える安心の容量とコストとのバランスの高さが魅力。

9,999円という価格はモバイルバッテリーの中では高価な部類ですが、26,800mAhという大容量はノートPC用バッテリーとしては安心できるサイズで、出力もUSB-C(PD)で45W。PCへの充電にも十分な出力を備えています。

MacBook Pro 15インチ(2018)での利用を例にあげると、バッテリー残量が10%の状態で充電をはじめ、スリープしたままで残量100%までしっかりと回復できました(2時間25分経過)。こうして電源の確保が難しい、移動中にも充電できるのもモバイルバッテリーを持ち歩く利点です。

もちろん、作業をしながらの充電も可能です。パワー消費の多い動画編集作業時でも、稼働時間を2時間30分延長できました。内蔵バッテリーのみの状態と比べて、稼働時間がほぼ倍に伸びるため、外出時に電源席を求めてさまようことも減っています。

USB-C(PD)ポートの他にUSB-Aが2ポート備わっているので、PCを充電しつつスマホやモバイルルーターも充電できます。USB-Aポートは2ポート合計で15Wですが、USB-A機器を充電しながらもUSB-C(PD)ポートは45W出力を維持。ノートPCへの出力を犠牲にしないのは良いバランスです。

ただし大容量な分、サイズも大きめ。サイズは約180 x 80 x 24mmで約580g、ズボンのポケットには厳しいサイズです。外周部はアルミ製で、金属特有のズッシリとした重厚感も感じられます。

ノマドワークでの利用となると、最低でもノートPCの重量+580gという構成になるため、なかなかにヘヴィ。足腰への負担が増えるのも事実ですが、電源席はどこだ!?と探し歩くことが減ると思えば、対価としては悪くありません。

また、今回紹介しているアイテムの中では唯一、高出力充電器が付属しているのもオススメしたいポイントです。

普通に購入すると3,999円する「Anker PowerPort Atom III 60W」が付属しており、モバイルバッテリーへの充電はもちろん、ノートPCの充電器としても利用可能。1万円でモバイルバッテリーを買うと、約4,000円の充電器が付いてくる!と考えると、コストパフォーマンスの高さが伝わるのではないでしょうか。

自宅でも、オフィスでも、そして外出先でも。バッテリーへの不安を解消できる1台です。
 

「軽さ」で選ぶならこのモデル!

(引用:RAVPower)

ノマド向けのモバイルバッテリーは他にもいくつかオススメがあります。たとえば、RAVPowerの「RP-PB201」は、荷物の「軽さ」を重視する人は要チェックな1台。

バッテリー容量は20,000mAhで、約151.7 x 66.7 x 25.2mmで約371.7g。ノートPCを充電するには、ややもの足りなく感じる容量ですが、その軽さによってカジュアルに携帯できるフットワークの軽さが強力な武器。USB-C(PD)の出力が最大60Wと高出力なので、充電速度の速さでも有利です。

価格は7,599円(ブラック)/7,799円(ホワイト)。普段よりちょっと長めの外出時の「お守り」として最適なモデルと言えます。
 

コストより安心感!100Wで大容量なコイツもすごい!

(引用:HYPER)

大容量と充電速度。この2つの要素を高い次元で満たしているモバイルバッテリーが、「HyperJuice 27000mAh USB-C モバイルバッテリー」です。

100Wと60Wという2つのUSB-C(PD)ポートを備え(USB-Aポート×1あり)、2つのUSB-C機器に同時充電できるという、USB充電器顔負けの高出力仕様!

100Wでの高速充電は単一ポート利用時となり(3ポート合計130Wまで)、ノートPC側の対応も必要ですが、条件を満たせば僅かな時間でも大幅にバッテリーを回復できます。バッテリー容量も27,000mAhと巨大なので、ノマド向けモバイルバッテリーとして見れば、現状・最強と言える選択肢です。

ただし、サイズも177 × 81× 25mmで約650gとズッシリ重量級。価格も19,690円最強レベルです。持ち運びのリソースやコスト面で見ると悩ましい1台ですが、少しでもPCを速く充電したい、長く利用したい。というニーズに対して、たしかに応えてくれるだけのスペックを持っています。
 

ノマドの頻度・時間から必要なモデルを選ぼう

今回はノマドワークで使うには?をテーマに、オススメのモバイルルーター3モデルを紹介しました。コストと容量、軽さとコスト、容量と出力。それぞれメリットとデメリットがあり、利用しているPCのバッテリー容量や行なう作業によっても、最適な1台が変わってきます。

そのため、まずは自分がどれだけの作業をするのか?何時間持てば良いのか?荷物はどのくらい増えても良いか?など、利用シーンに則して考えてみましょう。すると、自ずと最適な1台が見つかるはずです。

なお、モバイルバッテリーからの充電は、20%〜40%ほど充電ロスが発生します。ノートPCをフル充電したい場合は、PCのバッテリー容量よりも大きいモバイルバッテリーを選ぶと安心できるでしょう。

小暮ひさのり
この記事を書いた人

小暮ひさのり

PC誌やWEB媒体を中心に執筆しているテクニカルライター。特技はお掃除で、ハウスクリーニングアドバイザーの資格も所有している。
 
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